ニンテンドースイッチ、3月発売へ ゼルダ・マリオ投入
任天堂は13日、新型家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を3月3日に日本、米国、欧州の主要国などで発売すると発表した。
価格は2万9980円(税別)で、米国では299・99ドルにする。
任天堂の新型家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」=(C)Nintendo
本体は小型画面を備え、持ち運んで遊べる。
テレビなどにつながった専用のスタンド(ドック)に置くと、高性能の据え置き型ゲーム機になる。
任天堂が本格的な新型ゲーム機を発売するのは、2012年の据え置き型ゲーム機「WiiU(ウィーユー)」以来。
人気シリーズ「ゼルダの伝説」の最新作が対応するほか、その後もスーパーマリオなど人気シリーズの新作を順次投入する見通しだ。
ゲームソフトに光ディスクを使っていたWiiUなどとは違い、新型のカートリッジを採用。
過去のソフトはそのままスイッチでは使えない。
任天堂はWiiUの累計販売台数が、前の機種の2割にも届かないという不振などに見舞われ、売上高が7年連続で前年割れする苦境が続く。
スイッチで流れを変えられるのか、試されることになる。
(西村宏治)