「ニンテンドースイッチ」腕の動きを検知、遊び方多彩に
任天堂(京都市南区)は13日、3月3日に日米欧などで発売する新しい家庭用ゲーム機「NintendoSwitch(ニンテンドースイッチ)」の全容を発表した。
コントローラーは腕の動きを検知するセンサーや物体を認識するカメラを搭載し、多彩な遊び方ができる。
他社製も含め8本のソフトを同時発売することも明らかにした。
■「ゼルダ」や「ドラクエ」ソフト8本同時発売
東京都内で開いた製品発表会で、君島達己社長らが詳細を明らかにした。
発表会では、コントローラーの特徴として、腕の動きや傾きを高精度に検知したり、手のひらに振動を伝えたりする機能が新たに披露された。
物の形や距離を読み取る赤外線カメラも搭載しており、遊びの幅が大きく広がるとした。
本体の液晶ディスプレーはタブレット端末のようにタッチ操作ができる。
インターネットに接続して対戦などを行う「オンラインサービス」も今秋から有料で始める予定。
本体と同時発売するソフトは、自社の「ゼルダの伝説」やスクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」のシリーズ作品など。
スーパーマリオなどの人気ソフトも年内に投入すると明らかにした。
君島社長は「独創的なゲーム開発に取り組み、新しい娯楽の世界を提供する」と述べた。
スイッチの価格は税別で2万9980円。