ソフトなしで遊べるようPS3改造し販売 岡山中央署、大阪の男を容疑で初逮捕
家庭用ゲーム機「プレイステーション3」(PS3)を違法に改造、販売したとして、岡山中央署は17日、商標法違反、不正競争防止法違反の疑いで堺市北区東浅香山町、嘱託社員の男(45)を逮捕した。
県警によると、PS3の違法改造を巡る摘発は全国で初めて。
男は「2014年から改造して約20台を売った。
小遣いの足しにしようと思った」と容疑を認めているといるといい、手口や販売先の解明を進める。
逮捕容疑は、PS3本体にゲームソフトを不正にコピーすることで、ソフトがなくてもゲームができるように改造。
昨年4〜8月、インターネットオークションで大阪市、会社員男性(29)ら岡山、広島、岐阜県の男女4人に各1台を計7万7千円で販売し、ソニー・インタラクティブエンタテイメント(東京)の商標権を侵害した疑い。
同署によると、ネット上のパトロールで改造品とみられるPS3を発見。
改造には本体が制限しているコピー機能の解除などのために2種類の不正ソフトを利用し、オークションではこのソフト名も明かしていたという。