プレステに…ソニーも知らない「大人の裏技」 テレビ会議で大活躍、費用かからず出張費激減
薮崎社長が「個人の生産性を上げるうえで最も重要」として挙げたのが、メールの文章の書き方です。
これまたローテク。
でも、工夫を聞いて納得しました。
上は社内報告のメールの悪い例。
次は同じ報告の、良い書き方です。
外出先でスマホで読んでもわかるよう、見出しをつけ、短文で構成します。
「進めることができそう」といった主観混じりの表現や、「なるはやで作成し」といったあいまいな表現は厳禁。
現状、相談事項、タスクについて、誰が、いつやるかを明確にし、客観的に、具体的に書くことがポイントです。
こうしたテキストベースの報告を会議前に共有することで、会議では報告を省略し、議論と決定に集中。
パソコンのワードやメモ帳の画面をプロジェクターで映しながら、その場で「誰が何をいつまでにやるか」というアクションプランを作っていくそうです。
「世の中の多くって会議で決めないんです。
次回話しましょうってなるんで」(薮崎社長)
会議での情報共有のためには、パワーポイントのわかりやすい資料をつくった方がいいのでは?こたえはこうでした。
「絵で見せるのって、実はあまり伝わってないんです。
テキストだと時間もかからないし、具体的に伝えることができる。
伝えるためにちゃんと書く技術はすごく重要です」