Nintendo Switchの開発者向け資料がリークか スペック情報などが記載
Nintendo Switchの開発者向け資料と思わしきものがリークされ、ハードウェアのスペックや、未発表の機能に関する情報が見つかっている。
Redditに投稿され、NeoGAFが取り上げた資料には、SwitchがまだNXと呼ばれていた時代に書かれたとみられる詳細情報が記載されている。
中でも注目すべきは、任天堂がまだ発表していないNintendo Switchのスペック情報だろう。
これによると、SwitchのCPUは、クアッドコアのARM Cortex-A57で、最高クロックは2GHz。
GPUはMaxwellアーキテクチャのNvidiaのチップ(つまり、Nvidiaの新しいPascalアーキテクチャではない)で、256CUDAコアの最高クロック1GHz、処理性能は1テラフロップとなっている(去年のDigital Foundryの報道と驚くほど一致している)。
リーク情報によると、SwitchのRAM(VRAMと共有)は4GB。
ゲームカードの最大サイズは32GBのようだ。
これらの情報を考える際に留意しておきたいのは、このスペックがあくまで開発段階のSwitchのものらしいということだ――この情報が正しかったとしても、その後ハードウェアがアップデートされた可能性や、別のバージョンが作られた可能性はある。
資料には、これまで未発表か曖昧だった情報も含まれている。
Switchのホーム画面のテーマは白黒にすることもできるが、色を追加することもできる。
ホームボタンを長押しすると「クイック設定」ページが開き、明るさの調節を行ったり、機内モードをオンにしたりすることができる。
クイック設定は実行中のアプリケーションを一時停止させたり、最小化したりすることはない。
携帯モードでは、ゲームを誤ってスタートさせてしまうのを防ぐためのロック機能がある。
同じボタンを押すか、画面を3回タップすることでアンロックできる。
スクリーンショットは1280×720のJPEGファイルとして保存される。
解像度がそれよりも高いTVモードで撮ってもサイズは変わらない。
スクリーンショットにはテキストを追加することができる。
任天堂は典型的なバッテリー持続時間は3時間になると見積もっている。
画面上のキーボードは予測変換機能を搭載している。
回を重ねるごとに精度が上がる学習機能付き。
Switch一台につき、8人分のユーザーアカウントを保存できる。
プレイするゲームによってユーザーアカウントの使用条件は異なる。
例えば、パーティーゲームは誰もサインインする必要がないが、ランキング形式の格闘ゲームならばサインインする必要がある。
現時点では、有料のゲーム内通貨には対応していない(これは資料が作成された時の情報である可能性もある)。
開発キットの内臓メモリはこれまでの報道の通り、消費者向けバージョンの2倍。
いつものことだが、こういったタイプのリーク情報は、巧妙なフェイクである可能性もある。
IGNは任天堂にコメントを求めている。