ベセスダのトッド・ハワード氏、Switch版の「スカイリム」が「Special Edition」かどうかは「言えない」
Switchでリリースされることが発表されている「The Elder Scrolls V: Skyrim」だが、ベセスダ・ソフトワークスのトッド・ハワード氏の発言からすると、Switch版の「Skyrim」が2011年のオリジナル版の移植なのか、2016年の「Special Edition」の移植なのか、はたまたSwitch向けに開発された特別なバージョンなのかは明らかではない。
海外ゲームメディアのPolygonに、どのバージョンの「Skyrim」がSwitchに対応するのかと聞かれたハワード氏は、「言えません」と答えている。
「The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition」は「Skyrim」の全てのDLCを収録するリマスター版だ。
グラフィックがアップグレードされているほか、コンソール版にもMOD対応が導入されている。
IGN本家はリマスター版について「伝説的なRPGを見事に再現し、さらに美しくしている」として、10点中8点をつけている。
ハワード氏のコメントが何を意味をするのかは正確にはわからない。
Switchのフルパワーが比較的謎に包まれていることを考えると、Switchがアップデート版の「Skyrim」を満足のいくパフォーマンスで動作できないという可能性もある。
恐らくそれより可能性が高いのは、任天堂がMOD対応に躊躇しており(ソニーにとってもこれは問題だった)、MOD対応のない「Skyrim」は真の意味での「Special Edition」とは呼べないというケースだ。
ハワード氏がただ単にPR計画上の理由から「言えない」とコメントした可能性もある――ベセスダはSwitch版「Special Edition」を自分たちから正式に発表したいと考えているのかもしれない。