「高橋名人の冒険島」と同シリーズの2Dアクション、Switch向けのリメイクが発売決定
Nintendo Switchに対応するタイトルが続々と発表される中で、新たにインディーデベロッパーLizardcubeによる2Dプラットフォーマーアドベンチャー「Wonder Boy: The Dragon’s Trap」のSwitch向け発売が決定した。
「Wonder Boy: The Dragon’s Trap」は1989年に海外でセガ・マスターシステム向けに発売された「Wonder Boy III: The Dragon’s Trap」のリメイクタイトルだ。
原作は、1992年に「モンスターワールドII ドラゴンの罠」の名前で、日本国内でもゲームギア用ゲームソフトとして発売された。
本作では、前作「ワンダーボーイ モンスターランド」で倒したメカドラゴンの呪いにより半人半獣のモンスターに変わってしまった少年が、元の姿に戻るために展開する冒険を描くアクションアドベンチャーだ。
主人公は変身の能力を持っており、リザードマン(トカゲ)、マウスマン(ネズミ)、ピラニアマン、ライオンマン、ホークマン(鷹)など、6つの形態を駆使してアドベンチャーを進めていく。
本作を含めて、「ワンダーボーイ」は非常に複雑な経緯を持つシリーズで、国によって、またはプラットフォームによって名前も異なるが、実は日本で非常に知名度が高い「高橋名人の冒険島」もこのシリーズの作品である。
2017年内発売予定の「Wonder Boy III: The Dragon’s Trap」のリメイク版は原作の西澤龍一ディレクターの協力の元で、インディーデベロッパーのLizardCubeによって2013年末から開発され、2016年6月にPlayStation 4とXbox One、Wii U、PC向けにアナウンスされた。
Nintendo Switch版の発売決定は先日、開発ブログで正式に発表された。
基本的なゲームプレイを継承しながら、ビジュアルやサウンドは現代的なものに刷新される。
なお、以前IGN JAPANがプレビューを公開した「Monster Boy and the Cursed Kingdom」は、原作「Wonder Boy III: The Dragon’s Trap」にインスパイアされて別のデベロッパーによってNintendo SwitchとPS4、Xbox One、PC向けに開発され、2017年内に発売予定のインディータイトルだ。
Nintendo Switchやインディーゲームについては、これからもIGN JAPANに注目してほしい。