Nintendo Switchのセーブデータは本体内に保存、現時点ではデータの移行は不可
現時点ではNintendo Switchのセーブデータを一つのコンソールから別のコンソールへ移動できないことがわかった。
本日のDay-1アップデートによって、SwitchはSDカードに対応し、オンライン機能も実装されたが、ゲームのセーブデータは32GBの内蔵ストレージに保存されており、データ移行のオプションは今のところない。
任天堂は1月、Kotakuの取材に対し、セーブデータが本体内の保存メモリーに記憶されることを明らかにしていたが、セーブデータを移行できるのか、移行する方法などについては言及しなかった。
この点を除けば、ユーザーはNintendo Switchの保存データを問題なく管理できる。
SDカードを挿入すると、ゲームをどこにダウンロードするか選択することができ、スクリーンショットは「Data Management」メニューから自由に移動させることができる。
ただし、セーブデータに関しては、できることは削除のみで、移動させたり、コピーしたりすることはできない。
ニンテンドー3DSにはゲームのセーブデータを守るためのツールが存在していたので、Nintendo Switchでも追加のアプリやアップデートでデータを移行できるようになる可能性はあるが、それを示唆するような情報は今のところない。
ニンテンドー3DSでは、ダウンロード版のセーブデータをSDカードに直接保存することができた。
この件に関する任天堂の考えは不明確だ――Switchのセーブデータがネットで拡散される事態を防ぎたいと考えているのかもしれないが、もしプレイヤーがSwitchを壊してしまったら、セーブデータがどうなるのかという疑問は残る。
また、限定版のSwitchを買った人、新しいバージョンを買った人はどうなるのだろうか。
IGNは任天堂に連絡をとっているが、今のところ返答はない。