『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』作品全体を包む「透明感」が心地よく、そしてフェティシズムを刺激する

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2017年3月30日に発売された、現代の学園と美少女ファンタジーが融合した、少女たちの等身大の青春を描くPS4/Vita向けヒロイックRPG『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』。
発売を迎えた今回は、本作の魅力を「透明感」という視点から紹介します。

『BLUE REFLECTION幻に舞う少女の剣』の主人公は白井日菜子ちゃん。
瞳の輝きや毛先が少しはねているなど、キャラクターデザインと監修を手がける岸田メル氏のイラスト感が再現されており、非常に繊細で美しい3Dモデルが印象的です。
生え際まで丁寧に描かれているので、凛とした透明感のある横顔は思わず見とれてしまうほどに美しいです。
他の女の子たちもとても魅力的で、柔らかそうなウェーブや艶のあるストレートヘアーなど、十人十色の魅力にあふれています。

主人公たちは、あることをキッカケに特殊な力を手にし、魔法少女リフレクターに変身することができます。
変身する際には魔法少女作品のようなちょっとドキドキする変身ムービーが流れ、キャラクターに応じてかわいらしい決めポーズも見られます。
リフレクターの衣装は露出度が高めとなっていますが、最大のポイントはふわふわのチュールをまといコスチュームの一部が透けていること。
見えてはいけないわけではないのですが、淡いチュール越しに見るとフェチ感が増し、だだでさえキレイな背中もより美しく見えました。

物語の主な舞台は、主人公たちが通う星ノ宮女子高等学校です。
廊下のひんやりした空気、光が差し込む教室の暖かさなど学校の持つ独特の空気感が表現されており、さらに女子校ということで一種の聖域という雰囲気さえ感じます。
一方、異世界では過去とも未来ともつかないまったくちがう幻想的な景色が見られました。
水のように流れる旋律が美しい音楽は、ピアノや弦楽器に機械的な音が混ざり合い、都会的な印象を受けます。

キャラクターや背景はもちろん美しいのですが、各種インターフェイスのデザインも見所です。
図形や薄い色合いを重ねて表示しているため、近未来的でスタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。
バトルシーンでは表示される情報が多いのですが、透け感によって情報をシンプルに見せているので煩雑さはありません。
現代のスクールマップは色を少なめにした個性的なデザインで、使いやすくおしゃれなデザインです。

メニュー画面では、色が大事なポイントに合わせて使われているので、育成メニューは視覚的にわかりやすさがあります。
また、ミッション情報やキャラクターとのチャットが楽しめるアプリ「フリスペ!」は、デザインをカスタマイズ可能。
スクリーンショットではノートのようなポップなデザインに変更し、キャラクター同士の会話がより可愛らしく表示されています。

作品全体を包む透明感が心地よい『BLUE REFLECTION幻に舞う少女の剣』。
グラフィックや音楽が美しくデザインされているので、学園という身近な舞台でも異世界のような独特の空気感を感じられるのが印象的でした。
なお、透けるという部分に関しては上記以外にも、お風呂シーンでお湯に身体が透ける、水に濡れると制服が透けるといったセクシーなシーンもあるので必見です。

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※掲載されている画面写真はPlayStation(R)4版のものです

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