「ポケモンGO」で任天堂株うなぎのぼり 1週間で1万円超える上昇

スマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」の米国での大ブームを受けて、14日の任天堂株は急反発、一時約19%の急騰となり、終値でも2万5000円を突破。
この1週間で1万円以上、7割近い上昇となった。
また関連銘柄の値上がりも広がっており、新たに注目されたフジ・メディア・ホールディングス(HD)株が一時24%急騰し、ストップ安となった。

任天堂株は先週7日終値は1万4935円だった。
これに対し、この日の高値は3670円高の2万5960円と年初来高値を更新した。
終値は15.9%上昇し、3470円高の2万5460円。

この日の売買代金は4300億円を超え、東証1部全体の2割近くを占めた。

一方、関連銘柄とされるDeNA、サノヤスHD、京都銀行、第一屋製パンなども順調に株価を上げている。
新たに注目されたのがフジ・メディアHD。
傘下のフジテレビジョンが、ポケモンGOを任天堂グループと共同開発した米ゲームベンチャーのナイアンティック社に出資していることが材料視された。
「ポケモンGO」との直接的な関連はないものの、今後のプラス効果が期待されている。
フジメディア株は一時値幅制限いっぱいの300円高の1524円まで上昇。
終値は4日続伸で、174円高の1398円だった。

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