夏のボーナスはLINE・任天堂・ユニクロの”救世主3人衆”で夢を追う?

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このように派手な動きが個別銘柄に出ていることに注意が向きがちですし、いかにも「成長株相場」(グロース相場)が来ているように感じます。
しかしもう少し広く市場を眺めると少し異なる景色が見えてきます。

2016年7月11-15日の業種別の騰落をみると、上昇した大きなセクターは銀行、金融(除く銀行)、鉄鋼・非鉄、自動車・輸送機などのセクターです。
いずれも+14〜18%という大幅な上昇になっています。

これらの業種は年初来のパフォーマンスがもっとも芳しくないセクターであるため、リスクオフからリスクオンに切り替わる中でリバウンド狙いで買い戻されたといえそうです。
しかもこれらの業種にはバリュエーションの低い銘柄が多いので、グロースインデックスよりもバリューインデックスが勝つという展開になりました。

先週の実際の牽引役の姿は救世主3人衆の顔触れとはだいぶ異なるのでした。

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