〔東京株式〕6日続伸=幅広い銘柄に買い(19日)
続伸で始まった後、午後は任天堂人気と円安傾向を背景に幅広い銘柄が物色され、日経平均株価は前営業日比225円46銭高の1万6723円31銭、東証株価指数(TOPIX)は14.29ポイント高の1331.39と、ともに6日続伸した。
出来高は20億1050万株。
小反発。
アドクリエイトが急伸し、象印、アートスパークは買われた。
半面、ローツェ、ラオックスが値を下げた。
出来高4500万株。
弱含み。
出来高54万2300株。
▽任天堂人気の波及で後場一段高
日経平均株価は小幅続伸で始まり、一巡後は利食い売りにもみ合ったが、午後は任天堂の上昇につれ一段高となった。
物色は任天堂本体のほか、イマジカロボやディーエヌエー、京都銀など関係が深い銘柄から、ホシデンやハピネット、ユビキタスなど連想買いとみられる新興市場を含む銘柄まで広がった。
市場関係者からは「一時円高気味となったが、(株式市場は)びくともしない」(銀行系証券)との声も聞かれた。
「海外の投資家から日本のコンテンツ全体が見直されている」(中堅証券)との見方もあった。
先行きについては「(任天堂は)久しぶりの大相場だが、まだ続く」(先の中堅証券)との強気と、「祭りは佳境。
取引参加者はおっかなびっくりで短期の売買ばかり」(大手証券)との弱気の意見に分かれている。