東京マーケット・サマリー(19日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 105.95/97 1.1058/62 117.17/21
NY午後5時 106.15/17 1.1074/79 117.55/59
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の105円後半。
午後は目立った材料がない中、株価の上げ幅拡大・縮小に歩調を合わせる形で上下した。
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<株式市場>
日経平均 16723.31 (225.46円高)
安値─高値 16514.66円─16726.71円
東証出来高 20億1050万株
東証売買代金 2兆9957億円
東京株式市場で日経平均は6日続伸。
国内連休中の米国株が堅調に推移したことに加え、弱含みの円相場など良好な外部環境を背景に買いが先行。
ソフトバンク<9984.T>の大幅安が指数の重しとなったが、根強い政策期待などが下支えし、日経平均の上げ幅が200円超となる場面があった。
任天堂<7974.T>が東証1部全体の売買代金の23%を占める大商いとなり、個別銘柄の歴代最高を連日で更新した。
東証1部騰落数は、値上がり1441銘柄に対し、値下がりが417銘柄、変わらずが110銘柄だった。
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<短期金融市場>17時24分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.040%
ユーロ円金先(16年12月限) 100.035 (変わらず)
安値─高値 100.025─100.040
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.040%になった。
一部、マイナス0.03%台でも出合いを付けた。
積み明けとなったが、7月は財政資金が揚げ超となる日が多いことから、金融機関からの資金調達意欲がややしっかりと示された。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.052%とマイナス幅を縮小。
TIBOR(東京銀行間取引金利)3月物は0.058%で横ばい。
国庫短期証券(TB)買い入れは、1年物中心の応札されたもようで、ほぼ予想通りの結果となった。
7日物の米ドル資金供給オペでは1億8000万ドルの応札がみられた。
ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。
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<円債市場>
国債先物・16年9月限 153.12 (+0.02)
安値─高値 152.94─153.24
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.235% (変わらず)
安値─高値 -0.230─-0.240%
長期国債先物は小反発。
国内連休中の海外市場で米債が下落した流れを引き継いで売りが先行した。
取引開始直後に一時152円94銭と7月1日以来の水準まで売られた。
中盤以降は153円割れの水準を買い戻す動きが優勢となり強含みとなった。
現物債は金利に上昇圧力がかかるゾーンが目立った。
長期ゾーンを対象にした日銀の国債買い入れオペは無難な結果だったが、国債増発懸念や財政規律の緩みなどが意識されたことから長いゾーンを中心に軟化した。
30年債利回りは一時6月24日以来の高水準となる0.200%を付けた。
もっとも、同水準では最終投資家と見られる押し目買いが入り金利の上昇が抑制された。
あす入札を控える20年債には業者の持ち高調整が観測されていた。
中期ゾーンもさえない。
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<CDS市場>
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で指標のiTraxxJapanシリーズ25は今週、ワイド化が優勢となりそうだ。
前週の急激なタイト化の反動が続くと見込まれているほか、個別銘柄のプレミアムがかなり低下したことでクレジット・リンク・ローンやノートの組成需要が少なくなった分、リスクオンに向かいにくくなるという。
指数は目下、50bp台前半から半ばへと、ワイド気味に推移している。
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<スワップ市場> 17時21分現在の気配
2年物 -0.08─-0.18
3年物 -0.11─-0.21
4年物 -0.11─-0.21
5年物 -0.10─-0.20
7年物 -0.06─-0.16
10年物 0.01─-0.08
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