ファンは一喜一憂「だまされた~」…「ポケモンGO」日本配信「延期」に
日本マクドナルドホールディングスは20日、任天堂などが開発したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」と連携したサービスを近々実施すると発表。
マクドナルドの店舗でゲームの利用者同士が対戦したり、ゲームで使うアイテムを手に入れたりすることが可能になる見通し。
任天堂や関連会社の「ポケモン」(東京)は配信開始時期について「詳細な日時は未定」としており、明かしていない。
ポケモンGOは米国やオーストラリアなどで6日に配信され、その後、欧州に広がった。
米調査会社によると、米国での利用者は1日当たり2000万人を超え、スマホアプリのランキングでも首位を走る大ヒットとなっている。
一方で、ポケモン発祥の地である日本での配信が遅れているのは「サーバーの容量が足りないため」とされている。
ネット上では配信時期を巡ってうわさが飛び交っており、19日夜には一部の米メディアが20日にも日本で配信されると報じると、短文投稿サイト「ツイッター」では「いよいよ明日から」と期待する声が上がった。
しかし、一転して一部メディアが「配信日は延期になった」と報じ「だまされた〜」と嘆くファンもいた。
配信開始に向け、大阪府摂津市教育委員会は、市内の小中学校15校で終業式が行われたこの日、計約6600人の児童・生徒に向け、歩きスマホについて注意喚起するプリントを「ポケモンGO」を念頭に配布。
JR西日本の来島達夫社長は「熱中するあまり、事故やトラブルに巻き込まれることを懸念する」との見解を示した。
米国での配信開始から2倍以上に急騰している任天堂の株価は20日、4日ぶりに反落して前日終値比4005円安の2万7765円で取引を終えた。
◆ポケモンGO人気シリーズ「ポケットモンスター」のスマートフォン向けゲームで、任天堂と関連会社のポケモン(東京)、米ゲーム会社ナイアンティックが共同開発した。
基本的なプレーは無料で、ゲームを有利に進めるためのアイテムは有料。
米国とオーストラリア、ニュージーランドで今月6日に配信が始まった。
米国では米アップルの基本ソフト(OS)を使ったアプリのランキングで首位となった。