無差別超バイオレンスゲーム『POSTAL Redux』が4人Co-opモードを追加。伝説の秋葉原/道頓堀マップもアップデートで実装予定

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文:編集部 ミル☆吉村
●国内では諸事情でちょっともう作れないマップが登場予定
Running With Scissorsの『POSTAL Redux』は、世界的に悪名高き怪作『POSTAL』をセルフリメイクした、見下ろし型のアクションシューティングゲーム。
そんな本作のPC版(海外では今年後半にPS4版も予定)で先週アップデートが行われ、オンラインCo-op(協力)プレイ機能が追加された。

オンラインCo-opは最大4人でプレイ可能で、専用のエンディングなども用意。
またこれに合わせてチートコード機能も追加されており、『POSTAL』オリジナル版のチートコードのいくつかが利用可能なほか、新規のコードについてはRWSのTwitterアカウント(@RWSBLEETER)で公開していくとのこと。

一方でフリーアップデート第2弾として、全部で6つの追加マップを実装することも発表。
うち4種類は、1998年に発売されたオリジナル版のエクスパンションパック“Special Delivery”から、“EZMart”、“La Palamino Resort”、“Earthquake”、“ShantyTown”の4マップのリメイク版だ。

そして残り2種類は、なんと日本の秋葉原マップと道頓堀マップ。
これは、1997年に日本でのパブリッシャーを担当していたマイクロマウスが独自制作した日本限定エクスパンション、通称“Super POSTAL”(『POSTAL パワーアップキット』同梱)に収録されていたもののリメイクマップで、海外で公式に実装されるのはこれが初となる。

この2マップはいろいろ事件があった後も別に発禁を受けたわけではなく、国内の洋PCゲーショップに普通に置いてあったり、マイクロマウス消滅後にポスタルシリーズの国内展開を引き受けたドライブのオンラインショップで購入できたりしたのだが(現在は利用していたショップ機能がサービス停止したため閉鎖中)、さすがに20年近く前の製品であるため、今はなかなか入手困難。
特に海外のポスタルマニアにとっては正規の手段で入手するのはほぼ不可能なアイテムとなっていた。

記者のようにエクスパンションのオリジナルディスクを所有しているポスタル・デュードの皆さんもいるとは思うが、オリジナル版の実行プログラムはクソ古い骨董品だったり、Steamで現行PCでも動くようアップデート配信されているオリジナル版『POSTAL』でも元ファイルを強引に移植しないといけなかったり、いろいろ面倒。
今国内で同じものを作るとなったら相当難しいことになるフリーダムな表現を後世に残すという意味でも、アップデートの際にはトライしてみてはいかがだろうか。
日本語ボイスまで収録されているかはわからないけど(一応、RWSに問い合わせ中)。

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