カプコン、「Suica」乗車履歴と連携するゲームを開発 ニンテンドー3DS向けに
カプコンは8月23日、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに、交通系ICカード「Suica」などと連携するゲームソフトを開発していると発表した。
ICカードから読み取った乗車履歴を基に、ゲーム内で使えるポイントが手に入るという。
ゲームタイトルや発売時期は未定。
「Suica」など10種類のICカードと連携
ICカードを「Newニンテンドー3DS」などのNFCリーダーにかざすと乗車履歴を読み取り、距離などに応じてポイントが手に入る仕組み。
ポイントは、ゲーム内で使えるアイテムと交換できるという。
ICカードとゲームの連携システムはJR東日本の子会社・ジェイアール東日本企画とカプコンが共同開発した。
対応するICカードはSuica、ICOCA、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、PiTaPa、nimoca、SUGOCA、はやかけんの10種類を予定。
読み取るデータは乗車履歴のみで、利用者の名前やチャージ金額などは読み取らないという。
地方のイベントなどとタイアップも予定する。
イベント会場の最寄り駅で、通常の2倍のポイントがもらえるなどの仕組みを用意し、ユーザーが地方に足を運ぶきっかけを作ることで「地域活性化に貢献したい」(カプコン)としている。