女の子をいろいろな角度から眺めたり、ツンツンしたり……!? オトコの夢を実現する、PS VR対応版『デッド オア アライブ エクストリーム 3』体験会をリポート

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文・取材・撮影:ライター 西川くん
コーエーテクモゲームスのバカンス&コミュニケーションゲーム『デッド オア アライブ エクストリーム 3 フォーチュン』(以下、『DOAX3』)が、2016年10月13日にプレイステーション VR(以下、PS VR)への対応アップデートを実施する。
本記事では、開発中のバージョンをいち早く体験できる先行VR体験会の様子を、担当ライターの西川くんがリポート。

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週刊ファミ通の月イチ連載コーナー、“『DOA』やわらか通信”を担当しております、ファミ通攻略ライターの西川くんです。
2016年8月28日に、『DOAX3』のPS VR先行体験会が開催されました。
この体験会では、抽選で当選したユーザーの皆さんが体験した後に、メディア用の時間が設けられたので、僕もプレイさせていただくことに。

本作でのVR体験を想像すると、ドコまで対応してるの?ドコまで見れるの?っていうか……、ドコまでできるの!?と、そのへんの具合が気になる人も多いはず……!なので、隅々までドコまでできるのか試行錯誤してきましたぞ!!というわけで、本記事ではVR体験会の模様をリポートしていきます!
●体験会には早矢仕Pも登場
まずは一般ユーザーの方へ直撃取材。
マリー・ローズのグラビアを眺めていたこの方は、マリー・ローズが急接近してくると、顔を引っ込めて引いていたのがなんともリアルな反応。
最後には、「女の子がそこにいるような感覚がヤバかったです」と、感想を語っていただきました。

また、先行して体験されたユーザーの皆さんは、体験後にいろいろな意見をアンケートに記入していました。
ちなみにこの体験会、担当スタッフさんが全員男性ということで、安心して(?)女の子たちとのバカンスを体験できました!!
そして、メディア向けの体験会が開始。
まずは『DOA』シリーズのプロデューサーである、早矢仕洋介さんが登場し、「マジメなことは言いません。
とりあえず体験していただきたいです。
男の夢がひとつ叶っていますよ!」と、ご挨拶。
また、PS VRのリリースと同時にアップデートすることも、ここで発表。
『DOAX3』のPS4版は無料でアップデートでき、基本無料版については、購入するとVRモードが使えるようになる“VR使用券(仮)”を販売予定とのこと。

続いて、『DOAX3』ディレクターの新堀洋平さんが、僕たちへ向けてチュートリアルを行ってくれました。

●こんなこと、やっていいんですかー!?プレイリポート
操作方法などを覚え、僕もVR版『DOAX3』を体験。
ゲームをスタートすると、まずは“VRパラダイス”モードのチュートリアルが開始されました。
チュートリアルでは、かすみが登場。
かすみを目の前にし、僕は「あ、どうも、かすみさん」といった感じに、ついつい会釈。
それほど、「ここに居る!」と思うような臨場感を感じました。
カメラの位置はある程度固定ですが、○ボタンと×ボタンで、目の前、足元、背後など、さまざまな位置にワープできます。
また、画面には“ザックセンサー”という球体があります。
これはコントローラの位置を読み取って動く、謎のセンサーです。

勘の良い紳士の人はお気づきかと思いますが、“ザックセンサー”は何に使うのかといいますと、センサーを身体に当てると、女の子が反応してくれるわけです!身体をツンツンしたりするとかすみは「キャッ!」と反応してくれますし、胸やお尻に当てればプルプルしたり、当てた形に変形したりと、やわらかエンジンの真骨頂が堪能できます!あまりのスゴさに僕は「えー!?本当にこんなことしていいのー!?」と、本気で叫んでしまいました(笑)。

ちなみに“ザックセンサー”の前には棒がついているのですが、ココを女の子に当てようとするのはじつはカメラの範囲的に難しいんですよね。
そんなときはR1ボタンを押すと、コントローラを向ける位置のガイドを出現させることができるので、難なく棒部分を駆使できますよ。

また、コントローラーだけでなく、自分の視点を動かすことでも女の子に触れあえます。
身を乗り出して近づいてみたり、上下から覗いてみたりと、2、3歩歩けるカメラの範囲でしたら、かなり自由に移動できますね。
さらにちょっとした裏技なのですが、ゲーム内での視線の高さは、自身の視線の高さに合わせられますので、立ってデフォルト視線を高い位置に移動させ、それからしゃがんだりすると、座っているだけでは見れないような低い位置から見ることができますよ!!こちらは正式版でも残っている機能とのことですので、どうすれば見たいところを見られるか、いまから研究しておくといいかもしれません(笑)。

チュートリアルなのに死ぬほど堪能しちゃったおつぎは、“グラビアパラダイス”モードへ。
今回の体験会のバージョンでは、かすみ、マリー・ローズ、女天狗、ほのかという4キャラクターのグラビアシーンを体験できました。
いろいろなアクションが目の前でくり広げられるだけでもドキドキしちゃうのですが、△ボタンを押すことで、目線をコチラに向けてくれる“どきどきアテンション”にも対応。
「うわっ、こっち見てるー!」と思うと、なんだか急に恥ずかしい気分に(笑)。
また、コントローラーを振ると不思議な風が起き、衣装や身体を揺らす“金のうちわ”にも対応していました。

さらに、□ボタンを押しているあいだは、背景やBGMが消えるという機能があります。
「何の意味があるの?」と思われるかもしれませんが、背景が無いだけで、すごい不思議な気分になるんですよ!女天狗がボールに乗って跳ねるグラビアや、マリー・ローズがトロフィーを摩ったりするグラビアでは、非常に危ない想像力が試されるわけです。
ちなみに、R3ボタンを押すと全画面が消える機能がありますが、これは“お母さん的な存在が入ってきそうになったら活用してください”ボタンだそうです(笑)。

残念ながら、グラビアモードで“ザックセンサー”を活用しても、やわらかエンジンは反応してくれますが、女の子は反応してくれません。
あくまで、グラビアモードをVRで楽しめる機能、という具合です。

ちなみに、“酔い”問題については、まったく感じませんでした。
最後に個人的な感想なのですが、女の子を間近で見れるだけでもスゴいのに、いろんな機能がVR用に盛り込まれていて、本当にビックリ。
中でも驚いたのが、自分の気持ちが鼻の下を伸ばして見る、というより「女の子をここから見るとこんな感じなのかー!」と、なんだかアカデミックな気分だったこと!また、ここまでできてしまうと、高望みですが“感触”が欲しくなりましたね。
……そういえば僕、私物ですが、かすみとほのかの等身大マウスパッド、持ってるんですよね。
……使い道はこれかッッ!!

●気になったことをガンガン聞いてみました!
短い時間ですが、いろいろ試すことができた体験はこれにて終了。
最後には「皆さん、男の夢が叶った記念すべき1日になりましたね(笑)」と早矢仕さんからコメントを頂きました。
そしてここからは、最後に行われた、早矢仕P&新堀Dへの質疑応答の様子を、インタビュー形式でお届けします。
(文中は敬称略)
――グラビアモードについて、正式版では、女の子は“ザックセンサー”に反応してくれるようになりますか?
新堀検討中です。
グラビアモードは決まった動きをするモードですので、そこに反応を入れるのは正直難しいんですよね。
そういった意見は本日たくさんいただいていますので、何かを入れることは検討しています。
新モードの“フォトパラダイス”モードでは、女の子の反応を入れていますので、いろいろなポーズを取らせたり、女の子にちょっかいを出して楽しめます。

――今回、ボタンを押すことでカメラの位置をワープさせる仕様でしたが、正式版ではスティック操作での移動はできますか?
新堀開発中に実験したのですが、その仕様でプレイすると、ものすごく酔うんです。
そこで、仕様を変えて、現在の形でリリースさせていただくことにしました。

早矢仕自由に歩けない、と聞くと悪い印象を受けるかもしれませんが、ずっと長くPS VRを付けていただくため、そして皆さんの本来の目的を達成していただくために、こういう形にしているわけです。

新堀ひとつのグラビアにつき、4〜5視点用意していますが、我々のこだわりの視点が盛り込まれています。
ぜひ正式版では、“なぜ視点の位置がココなのか?”ということを考えて頂けますと、我々からのメッセージが伝わると思います(笑)。

――ゲームに実装済みの水着は、すべてVRモードでも使用可能ですか?
早矢仕もちろん全部使用できます。

――では、グラビアモードのグラビアは……?
新堀そちらもすべて見ることができますよ。
エンディンググラビアにも対応していますので、あのシーンをVRで体験できます。

――ということは、ポールダンスなども見ることができると!
新堀もちろんです。
ポールダンスは普段見れないところまで見れますし、ポールダンスならではの視点もご用意しています。

――バレーボールなどのアクティビティなどはVRで見ることはできますか?
新堀バレーボールなどは技術的に対応が難しいほか、ボールやキャラクターの動きが速すぎて、見ているだけでも酔ってしまうんですね。
ですので、残念ながら現在は実装は予定しておりません。

――なるほど!では、夜のメニュー画面である、ホテルのルームは……?
新堀ホテルの一室も、しっかりVRをご用意しておりますよ。

早矢仕ちなみに、何に使うんですか?(笑)。

――ギクリ……!え、えーと!本日はありがとうございました!
あんなことや、こんなことまでVR体験できるとは、実装が楽しみで仕方がありません!!『DOAX3』のVR機能は、10月13日、プレイステーション VRの発売と同時にアップデートされます!!お楽しみに〜!

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