〔東京株式〕午後は堅調推移(9日、続き)☆差替

前日に大きく上昇した反動で利益確定売りが出たが、円安方向に推移していた為替が支えになった。
前日終値を挟んだもみ合いが続いた日経平均株価は午後になると、上げ幅が100円を超える堅調な値動きになった。
夏休みやリオ五輪などで株式市場への関心が薄れている上、手掛かり材料も乏しく、商いは低調だったが、個別銘柄への物色は盛り上がりを見せた。
好決算銘柄などが上昇したほか、「ポケモンGO」関連の物色が目立ち、任天堂株に人気が集まった。
高値圏の米主要株価に加え、原油先物相場の反発と外部環境は悪くない。
市場関係者からは「本格的な夏休みに入る前に、国内の大口投資家が持ち高調整をしているのではないか」(銀行系証券)との見方も出ていた。

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