品切れ続出の復刻版ファミコン、実はNintendo Switchの販促ツール?

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同社がニンテンドークラシックミニを発売した狙いは、ファミコンを捨ててしまった中高年世代の掘り起こしです。
クラシックミニをきっかけに、もう一度、任天堂のゲームに子供と一緒に触れてもらい、来年3月に発売する予定の新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の販売拡大につなげたい意向です。

Nintendo Switchはこれまでコードネーム「NX」と呼ばれていたもので、据え置き型ゲーム機でありながら、携帯型ゲームとしても使える仕様になっています。
いってみれば、据え置き型ゲームであるWii Uと携帯型のニンテンドー3DSを合わせたような製品といってよいでしょう。
同社は10月20日に満を持してNintendo Switchを発表しましたが、その評価は二分しているようです。

場所を選ばなくなるのでどこでもゲームが楽しめるようになるというプラスの評価がある反面、スマホにシフトするわけでもなく、かといって従来のハード中心でもなく中途半端な製品になってしまったとの声も聞かれます。
実際に販売が始まらなければ何とも言えませんが、本来はNintendo Switchの販促ツールであったニンテンドークラシックミニが品切れ状態というのは少々皮肉な結果といえるでしょう。

(The Capital Tribune Japan)

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