任天堂、Switchの価格を3万円以下に抑えるためにソフトの同梱は断念

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米任天堂のレジー・フィサメィ社長はSwitchの価格を3万円以下に抑えるため、ソフトを同梱することを断念したと話した。
Wiiを北米や欧州で発売した際、任天堂はWii Sportsを本体セットに同梱したことで、大きな成功を収めた。
そのような経緯から、海外ではWii Sportsと似通った「1-2-Switch(ワンツースイッチ)」が同じように同梱されていないことに驚きの声も上がっている。

フィサメィ氏はGameSpotに対し、ユーザーに訴えかける一方で、価格設定を低く抑えることが決定の理由になっていると明かしている。
「我々が最初に決めることは、ユーザーに手が届きやすく、かつ我々がリーチしたい市場に届くようなハードウェアの価格は何なのかということです」とフィサメィ氏。
「アメリカの価格で言いますと、299ドルにしたいと思いました。
……そこからスタートしました」
「そこからは何が含まれるかという問題になります。
2つのJoy-Conを同梱するのはもちろん、絶対に必要です。
全ての必要なケーブルとドックも非常に重要です。
金銭的な要素も絡んできます。
本体のセットを作ってみると、ソフトを含まずに299ドルにし、ユーザーにどのゲームを買うのか任せる必要があるということになりました」
この決定はある意味、正しかったのかもしれない。
米国の大手ゲーム販売店GameStopでは既にSwitchの予約が終了し、イギリスの販売店でも同じような状況が伝えられている。

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