スマホ版「どうぶつの森」延期 営業利益予想の下方修正も重なり任天堂株価急落
1月31日、任天堂が2016年度第3四半期の決算を発表。
スマートフォン向け「どうぶつの森」のリリース時期が、当初の「3月」から「2017年度中」に延期されることが資料から判明した。
任天堂株価は9時台に一時急落
同社はスマートデバイス向けタイトルとして、2月に「ファイアーエムブレム ヒーローズ」、3月にはAndroid版「スーパーマリオ ラン」を予定。
これらの配信と運営対応に伴い、「どうぶつの森」の配信開始時期を見直したと説明している。
同時に、為替レートの円安推移や直近の販売動向をふまえ、2017年3月期(2016年度)の業績見通しを修正。
営業利益は従来予想から100億円減の200億円となった。
こうした発表の複合からか、任天堂の株価は前日終値の23120円から22005円へと一時急落。
その後持ち直したものの終値は2万2625円(前日比−2.14%)となった。
また、提携しているDeNA株価も、呼応するように下落を見せた。