米で「ポケモンGO」ユーザー狙う強盗事件、警察が注意呼びかけ
[11日ロイター] – 米ミズーリ州で、任天堂<7974.T>などが参画したスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」のユーザーらがプレー中に強盗被害に遭う事件が発生、現地警察が注意を呼び掛けている。
警察当局によると、強盗に関わったとして10代の若者ら4人が10日に逮捕された。
地元メディアの報道などによると、被害者は10人以上に上ると見られる。
「ポケモンGO」は、ポケモン・カンパニー・インターナショナル、ナイアンティック、任天堂が開発。
スマホの位置情報を活用し、現実世界を舞台にポケモンを捕まえたりするゲーム。
米アップル<AAPL.O>のアプリサイト「アップストア」のランキングでトップになっている。
事件のあった米ミズーリ州オファロンの警察当局は「『ポケモンGO』の位置情報機能を使うと、強盗犯人は被害者の場所や、周囲の状況を把握することができる」とし、プレー中は注意するよう呼び掛けた。
一方、ゲームを開発したポケモン・カンパニー・インターナショナルとナイアンティックも電子メールを通じて声明を発表し「ゲームで遊ぶ際は周りに注意を払い、知らない場所には友人と行くよう」訴えた。