サムスン電子が360度球体カメラを発売 スマホ用などVR市場向けに販売

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韓国サムスン電子は15日に周囲の空間を360度方向で撮影できる球体カメラ「GalaxyGear(ギャラクシーギア)360」(想定価格4万円前後)を発売する。

撮影した映像はスマートフォンやヘッドマウントディスプレー(HMD)「ギアVR」で鑑賞し、旅行、コンサート鑑賞、スポーツ観戦などを追体験できる。
仮想現実(VR)市場は世界の大手IT企業の参入が相次いでおり、競争が加速しそうだ。

カメラ本体の前後に約1500万画素のレンズを搭載し、高精細の4K並みの映像の撮影が可能。
専用アプリ(応用ソフト)を使い、映像をスマホに無線通信で転送して鑑賞、編集ができる。
スマホを「ギアVR」にセットすれば、臨場感あふれる映像体験が楽しめる。

「ギアVR」に対応するサムスンのスマホは「ギャラクシーS7エッジ」「S6」「S6エッジ」の3機種。

同社はリオデジャネイロ五輪をモチーフとした「S7エッジ」の特別商品を開催年にちなんで2016台用意し、日本、韓国、ブラジルなど6カ国限定で19日から販売する予定で、日本ではKDDIの「auオンラインショップ」で14日から予約受け付けを始めた。

VR市場には、ソニーも家庭用ゲーム機「プレイステーションVR」を10月13日の発売を予定している。
既存のプレイステーション4(PS4)につないで使用でき、HMDを装着すると、ゲームに登場する人物やモンスターなどになったかのような気分が味わえる。

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