ポケモンGO 日本政府「注意点しっかり守って」と表明 菅官房長官

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菅義偉官房長官は21日の記者会見で、任天堂などが開発し、世界各国で人気を集めているスマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」について、日本国内での配信を控えて「ゲームを楽しむ人がより安全に行動できるように昨日、内閣サイバーセキュリティセンターが注意喚起を出した。
こうした注意点をしっかり守ってもらいたい」と述べた。

まもなく日本国内でも配信される「ポケモンGO」は、スマホの画面を見ながら歩き回り、架空の生物「ポケットモンスター」を集めるゲーム。
既に配信されている米国では、夢中になったプレーヤーの事故やマナー違反が社会問題になっている。
こうした事態を受け、政府の内閣サイバーセキュリティセンターは20日、ゲーム時の注意喚起事項をまとめて発表した。

菅氏は「公共マナーや安全性にいろいろな懸念を持っている人がいることも承知している」とし、マナーを守ってゲームを楽しむよう呼び掛けた。

海外で先行リリースされた任天堂のスマホアプリゲーム「ポケモンGO」が空前のヒットとなり、社会現象にもなっているが、遂に“ポケットモンスター”がハリウッドで実写映画化される。
『パシフィック・リム』(13)や、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(14)などを手掛けた米レジェンダリー・ピクチャーズが着手することを認めたと、DeadlineやThe Wrapなどの海外メディアが伝えた。

『ポケモンGO』フォトギャラリー

多数の映画製作会社が映画化権の争奪戦を繰り広げたそうだが、最終的に2016年1月、中国の大連万達グループに買収されたレジェンダリー・ピクチャーズが契約に至ったという。
2017年から制作を始めるとのことだ。
シリーズ化される可能性のある『ポケモン』ハリウッド実写映画化第1弾は、任天堂が2016年にニンテンドー3DSシリーズ向けにリリースしたゲーム『名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜』をベースにするという。

脚本の有力候補として映画『クロニクル』(13)のマックス・ランディスの名前が挙がっているが決定はしていない。
あらすじなどの詳細も不明。
ゲーム『名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜』は人間とポケモンが共存するライムシティという街を舞台に、“名探偵”ピカチュウが少年ティムと共に人間やポケモンから証拠や証言を集め、推理を進めるというもの。
アメリカでは同ゲームが日本でリリースされると、英語版のピカチュウの声優として、映画『グッド・ショーティ』の俳優ダニー・デヴィードを推薦するファンの署名運動が起きた。

現地時間21日から開幕するサンディエゴ・コミコンでは「ポケモンGO」の開発者がパネルディスカッションに参加する予定になっている。
『ポケモン』ハリウッド実写映画化についても何らかの公式発表があることに期待したい。

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