ポケモンGO、東南アジアで通信環境改善ニーズ生む

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[ジャカルタ19日ロイター] – 任天堂<7974.T>などが開発したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」は、インドネシアから香港やカンボジアといったアジア地域でも人気を集めており、ゲームファンらの間ではより良い通信環境を確保するため電話会社を乗り換えたり、データ通信モデムを購入したりする動きが起きている。

東南アジアの多くの国では、米国などから1カ月遅れの8月5日にゲームの配信が始まった。
しかし、熱心なゲームファンは携帯の電波の不安定さという問題に直面。
インドネシア中部ジャワ州の銀行員(29)は携帯電話会社を乗り換えた。
その友人は、電波の弱いところでも遊べるようデータ通信モデムを複数購入したという。

人口2億5000万人のインドネシアでは2週間前に正式にゲーム配信が始まったが、その前から数万人が国外からゲームをダウンロードしていた。
同国のスマートフレン・テレコムの4Gモデム(1個約30万ルピア=23ドル)の全国販売は2カ月ほどで5倍に増えた。

一方で新しいキャラクターなど、ゲーム内容の刷新を求める声も強まっている。
前出の銀行員は「ポケモン探しやアイテム集め、ジムバトルは何度も何度もやった。
ファンの興味を引き続けるためには新しいコンセプトが必要なのでは」と話している。

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