「FFXIV」ファンフェスの大トリを飾った「The Primals」コンサート
「FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2016 Las Vegas」2日目のフィナーレを飾った祖堅正慶氏率いるバンド「The Primals」のコンサート。
2年前のファンフェスでもトリを飾ったスペシャルバンドがまた帰って来た!
今回は、いきなり「蒼天のイシュガルド」ラストバトルテーマ「英傑〜ナイツ・オブ・ザ・ラウンド討滅戦〜」から幕を開け、「曲がらぬ刃〜蛮神ラーヴァナ討滅戦〜」、「アンブレーカブル〜博物戦艦フレクタル・コンティミアム〜」、「魔神〜魔神セフィロト討滅戦〜」など、「蒼天のイシュガルド」のバトルテーマを多数取り入れて、「The Primals」ファンを喜ばせつつ、傑作として名高い「混沌の渦動〜蛮神リヴァイアサン討滅戦〜」、そして「過重圧殺!〜蛮神タイタン討伐戦〜」を途中に織り交ぜ、「FFXIV」ファンを熱狂の渦に巻き込んだ。
ボイスありの曲では、ローカライズ部シニアトランスレーターのマイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏がボーカルを務め、「過重圧殺!〜蛮神タイタン討伐戦〜」では、祖堅氏と2人で熱唱。
祖堅氏がスタンディングを要求し、前方はオールスタンディング状態で来場者は熱狂状態でこぶしを振り上げていた。
気づけば、最前列に吉田氏も加わり、参加者と共に両こぶしを天に突き上げ共に盛り上がっていた。
やはり「The Primals」コンサートは盛り上がる。
6曲を一気に演奏し終え、アンコールに入ると、興奮冷めやらぬまま演奏再開とは行かず、祖堅氏は「どの曲を再演奏して欲しい?」とたどたどしい英語で会場に向けて質問。
来場者たちは質問を完全に無視して「シヴァ」を連呼。
祖堅氏は「アメリカ人は自由だなあ」と独りごちしながらセットリストを手に、「この中のどれって聞いているの」と突っ込むと、ひとまず「シヴァ」は諦めたのか「ブルートジャスティス(編注:機工城アレキサンダー:律動編4層 ブルートジャスティス戦テーマ)」コールが巻き起こる。
まさにアメリカ人は自由である。
しかし残念ながら肝心の祖堅氏がそれを聞き取れず、あるいは実は聞き取れていたが用意していなかったのか、祖堅氏は改めてセットリストの頭から順番に要望を聞き、一番歓声の大きかった「曲がらぬ刃〜蛮神ラーヴァナ討滅戦〜」を再演奏することになった。
さらにアンコールとして「ローカス〜機工城アレキサンダー:起動編」を演奏し、コンサートを終えた。
シヴァのテーマはあえて東京もしくはフランクフルトのファンフェスに残したのかなという気がしたが、北米ユーザーの期待に応えられなかったブルート・ジャスティス戦は、残る2回のファンフェスでリベンジされるのかどうか注目したいところだ。
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