〔東京株式〕任天堂人気の波及で後場一段高(19日、続き)☆差替
日経平均株価は小幅続伸で始まり、一巡後は利食い売りにもみ合ったが、午後は任天堂の上昇につれ一段高となった。
物色は任天堂本体のほか、イマジカロボやディーエヌエー、京都銀など関係が深い銘柄から、ホシデンやハピネット、ユビキタスなど連想買いとみられる新興市場を含む銘柄まで広がった。
市場関係者からは「一時円高気味となったが、(株式市場は)びくともしない」(銀行系証券)との声も聞かれた。
「海外の投資家から日本のコンテンツ全体が見直されている」(中堅証券)との見方もあった。
先行きについては「(任天堂は)久しぶりの大相場だが、まだ続く」(先の中堅証券)との強気と、「祭りは佳境。
取引参加者はおっかなびっくりで短期の売買ばかり」(大手証券)との弱気の意見に分かれている。