人気のミニファミコン 収録ゲームの選考基準や海外版との違いは?

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欧米でも海外版ファミコン NESの小型版「Nintendo Classic Mini: NES」(ミニNES)が11月11日に発売される。

ミニNESに収録されるゲームはミニファミコンと同じく30タイトルだが、ラインナップには少々違いがある。

ミニNESにはミニファミコンにない「バブルボブル」「ドンキーコングJr.」「ファイナルファンタジー」「光神話パルテナの鏡」「パンチアウト!!」「テクモボウル」「スタートロピックス」の8タイトルが収録される。

「テクモボウル」はテクモが発売したアメリカンフットボールのゲームで「スタートロピックス」は南国を舞台にしたロールプレイングゲーム。
いずれも日本での発売はない。

一方、ミニNESには「イー・アール・カンフー」「アトランチスの謎」「ソロモンの鍵」「つっぱり大相撲」「ダウンタウン熱血物語」「ファイナルファンタジー3」「ダウンタウン熱血物語 それゆけ大運動会」「マリオオープンゴルフ」の8タイトルが入っていない。

ゲーム以外にも大きな違いがある。

ミニファミコンはコントローラーが最初から2つ付属しているが、ミニNESは付属のコントローラーは一つだけとなっている。

もともとNESはコントローラーの取り外しが可能だったため、今回のミニNESでも取り外しは可能で、Wii用の「クラシックコントローラ」と「クラシックコントローラ PRO」をミニNESで使用することができる。
これはミニファミコンにはない機能だ。

さらにコントローラーのサイズも違う。
ミニファミコンは本体と同じく縮小されているが、ミニNESはコントローラーが大きなままだ。

10月に入り、国内の家電量販店にはミニファミコンの試遊台が置かれ始めたが、アメリカのゲームファンはTwitter上で、アメリカ人の手にはコントローラーが小さすぎると嘆いた。
日本人からも小さいとの声が上がっている。

6日には、量販店での予約数があとわずかとなっていたとのツイッターの報告も出るなど、人気の高さをうかがわせるミニファミコン。
発売日まで、ゲームファンにとっては待ち遠しい日々が続きそうだ。

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