〔東京株式〕小反落=米株安で利益確定(26日前場)
前日の米株安を受けて利益確定の売りが優勢となった。
ただ、下値では買いが入り、下げ幅は限定的。
日経平均株価は前日比33円76銭安の1万7331円49銭、東証株価指数(TOPIX)は0.87ポイント安の1376.45と、ともに3営業日ぶりに小反落した。
出来高は7億0420万株。
続落。
シャープが甘く、プラズマは急落。
半面、フライト、川上塗は上げた。
出来高5560万株。
軟調。
出来高9万0300株。
▽下値で押し目買い
前日の米主要株価が反落した流れを引き継ぎ、朝方から売りが先行した。
日経平均株価は一時前日比69円安の1万7295円まで値を下げたが、その後は小幅安で推移した。
上昇基調が続いたため利益確定の売りが出やすい一方、円相場が1ドル=104円台で推移していることが支えとなり、下値では押し目買いが入った。
米国市場では原油先物相場が下落したほか、主力企業の決算内容が嫌気され、東証1部でも関連銘柄に売りが出た。
国内では9月中間決算の発表が始まっているが、「業績見通しを上方修正する企業も散見され、決算内容は比較的良好」(大手証券)と前向きな声が聞かれる。
ただ、取引終了後に任天堂やキヤノンなどの決算発表を控えていることで、様子見ムードが強く、午後も小幅な値動きにとどまりそうだ。