2016年のニュースを一挙に振り返る、ファミ通.com年間PVランキングTOP100! 記者が選ぶ“この1本”も!
●2016年、ファミ通.comでもっとも注目を集めたニュースは?
2016年も残すところあとわずか……。
新ハードの発表から超大作の発売まで、今年もゲーム業界にはさまざまな話題が飛び交いました。
ここでは、毎年年末の恒例企画となりました、ファミ通.comニュース記事のPVランキングTOP100をお届け。
あわせて、ファミ通.comの記者が選ぶ注目ニュースを紹介していきます。
2016年、ファミ通.comで注目を集めたニュースは?
●ファミ通.com 2016年間ランキング
集計期間:2016年1月1日〜12月25日
Wii U、3DSとの互換性は?同梱内容は?Nintendo Switchに関する任天堂の回答を公開!
2016年でもっとも大きなトピックのひとつと言えば、やはりというべきか、任天堂の新型ハードNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の発表だろう。
ファミ通.comの2016年PVランキング1位に輝いたのは、10月20日のNintendo Switchの正式発表を受けて、ファミ通.com編集部が任天堂に問い合わせた、同ハードへの質問に対する任天堂の回答を掲載した記事。
Nintendo Switchに対する情報が少なかったということもあり、大きな反響となった。
Nintendo Switchの発売日や価格などの詳細は2017年1月13日に発表されることが明らかにされており、年明けそうそうのビッグイベントに注目したい。
実写映画版『銀魂』新八に菅田将暉、神楽に橋本環奈! 長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシら第2弾キャスト一挙解禁
昨今、人気マンガの実写映画化が増えており、「このマンガが実写化!?」と驚きをもって迎えられるケースも増えておりますが、2016年でもっとも衝撃を与えたであろう実写映画決定の1本が『銀魂』。
中でも、もっとも反響があったのが第2弾キャスト発表の記事。
記事解禁時点ですでに発表済みだった坂田銀時役の小栗旬さんに加えて、志村新八役の菅田将暉さん、神楽役の橋本環奈さん、志村妙役の長澤まさみさん、桂小太郎役の岡田将生さん、平賀源外役のムロツヨシさんなど、豪華キャスト陣が集うということで、驚異のアクセス数となりました。
その後、高杉晋助役に堂本剛さんが、岡田似蔵役に新井浩文さんが決定するなど、期待は高まるばかり。
2017年7月の劇場公開が楽しみです。
『FFXII』をHD化した『FFXII ザ ゾディアック エイジ』がPS4で2017年に発売決定!
2016年は『ファイナルファンタジーXV』が発売されたこともあり、多くの『ファイナルファンタジー』関連のニュースが世間を賑わせましたが、3位にランクインしたのが、往年の名作をHD化したプレイステーション4用ソフト『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』が、2017年に発売されることが明らかになった記事。
HD化のベースとなるのは、2007年に国内で発売されたプレイステーション2用ソフト『ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアック ジョブシステム』。
10年の歳月を経て、現在の最新テクノロジーを駆使して同作がどのように蘇るのか、興味は尽きないところです。
『ポケットモンスター サン・ムーン』最初のパートナーとなる、3匹のポケモン情報が公開!
11月18日に発売された、2016年話題の1作『ポケットモンスター サン・ムーン』。
同作にて、最初のパートナーとなる、3匹のポケモンが紹介された記事が4位に。
どんなポケモンがパートナーになるのかということで、関心が高かった模様。
2016年は『ポケモンGO』の大ヒットなどもあり、まさに“ポケモン旋風”といったところ。
年間PVランキング上位100本中に、『ポケモンGO』などを含めた『ポケモン』関連の記事は14本ランクインしており、ゲームユーザーから大きな注目を集めた。
PS4『龍が如く6 命の詩。
』ビートたけしほか藤原竜也、小栗旬など超豪華キャスト! 舞台は広島・尾道!
5位は、2016年7月26日に行われた『龍が如く6 命の詩。
』の記者発表会で明らかにされた新情報の速報記事。
ビートたけしを筆頭に、藤原竜也や小栗旬、大森南朋、宮迫博之、真木よう子など、出演陣がとにかく豪華! 広島・尾道が舞台になることでも話題に。
シリーズで主役を務めていた桐生一馬の“最終章”ということで、その目でしかと見届けるべし!
『ソードアート・オンライン』の世界を日本IBMが実現!?“アルファテスト”の参加者募集がスタート
小説『ソードアート・オンライン』の世界を体感できる実験的プロジェクトに関するニュースがランクインしました。
VR元年と言われ続けた2016年、『ソードアート・オンライン』は、そのさらに一歩先を描いた作品ですが、今回の“アルファテスト”では、十分その魅力を垣間見ることができたようです。
原作者・川原礫氏監修のもと、じつはこんなテストが行われていたという設定が用意されるなど、遊び心も満載。
参加人数枠の関係で、泣く泣く参加できなかった人も多いので、今度は“ベータテスト”の開催を期待したいところ!
『Fate/EXTELLA(フェイト/エクステラ)』英霊たちの戦いは新次元へ
2016年11月10日に発売された、プレイステーション4、プレイステーション Vita用ソフト:『Fate/EXTELLA(フェイト/エクステラ)』。
このニュースは、週刊ファミ通2016年3月31日号(2016年3月17日発売)にて、同作を新作スクープとして紹介したときのもの。
メインキャラクターのひとり、サーヴァント“ネロ・クラウディス”の勇姿がバッチリ紹介されています。
発売ランキングでも、PS Vita版が1位、PS4版が2位を初登場で獲得するなど、『Fate(フェイト)』シリーズの高い人気を示しています。
『とびだせ どうぶつの森』今秋の無料アップデートでamiibo対応の新要素が追加!
『とびだせ どうぶつの森』アップデートに関するニュースがランクイン。
この無料アップデートは2016年11月2日に実施され、ソフトを持っている人は『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』として楽しめるようになりました。
この年末年始に再び熱中している方も多いのでは?
今回のアップ―デートでは、amiiboに対応するのはもちろん、新たにオートキャンプ場がオープン。
『Splatoon(スプラトゥーン)』などのコラボキャンピングカーが登場することもできるようになりました。
ファミコンが手のひらサイズに! 任天堂が“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ”を発表、往年の30作品収録で11月10日発売
ある意味、2016年もっとも話題を集めた家庭用ゲーム機と言っても過言ではないのが、このニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ、通称“ミニファミコン”。
その国内発売決定のニュースが9位です。
収録された30タイトルは、ファミコン世代にはど真ん中のストライク。
発表から大きな反響を呼び、ファミ通調べでは発売4日間で26.3万台を販売しました(→コチラ)。
現在でも、入荷即品切れが続いているようで、まだまだ欲しいファンも多いはず。
『アイドルマスター プラチナスターズ』プロデューサーたちの期待を集めたシリーズ最新作の全貌がいま明かされる!
10位は、週刊ファミ通2016年2月11日号(2016年1月28日発売)に掲載された、プレイステーション4用ソフト『アイドルマスター プラチナスターズ』の初出ニュースです。
ソフトは、2016年7月28日に発売されました。
アーケードゲームに登場してから早11年。
現在では、家庭用ゲーム以外にもアニメにキャストによるライブ、ついにはVRにも活躍の場を広げました。
さらなる高みへ進化を続ける『アイマス』。
2017年も、ファミ通.comのリポートにご期待ください!
●2016年PVランキング11位〜100位までをまとめて紹介!
トップ10入りこそしなかったものの、2016年はほかにも話題のニュースが盛りだくさん。
ここからは、年間ランキング11位から100位までを一挙に公開していきます。
デカいナッシー!? こおりタイプのロコン!?『ポケモン サン・ムーン』でほかの地域とは異なる姿のポケモンたちが公開!!
PS Vita、PS4用ソフト『Re:ゼロから始める異世界生活 -DEATH OR KISS-』のゲーム画面やシステムを紹介!
Amazonで“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ”予約受付開始! 限定特典“ポストカード30枚”付きもあり!
『グランブルーファンタジー』PCブラウザ版がサービス開始
『イナズマイレブン』新作はアニメ化前提で進行中! 主人公は新キャラクターで、時代設定はパート1のころに戻る
『デッド オア アライブ エクストリーム 3』ファミ通水着コンテストの結果を発表!
任天堂の新ゲーム専用機の名はNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)!家庭用据置型テレビゲーム機でありながら、外に持ち歩ける
『ペルソナ5』お楽しみ無料コンテンツやコスチューム&BGMセットなど、DLC情報が一挙公開
『ポケモンGO』配信前におさらいしておきたい基本情報まとめ 対応OSやゲームの流れなど
『Splatoon(スプラトゥーン)』の一番くじが6月上旬より、全国のセブン‐イレブン店舗で販売開始!
『DARK SOULS III(ダークソウルIII)』DLC第1弾“ASHES OF ARIANDEL”が10月25日に配信決定
“ポケモン総選挙720”101位以下、720匹分の順位が全発表!
『ポケットモンスター サン・ムーン』主人公の姿が公開! 伝説のポケモンの名は“ソルガレオ”と“ルナアーラ”と判明
PlayStation VRの発売は2016年10月、価格は44980円!
『ポケットモンスター サン・ムーン』ニンテンドー3DS用ソフトとして2016年冬、世界で発売決
『ポケモン サン・ムーン』新ポケモン7匹の詳細が判明!! アゴジムシ→デンヂムシ→クワガノンの進化が確定的に
スーパーファミコンデザインのNewニンテンドー3DS LLが、任天堂ホームページ限定で発売決定!
フリーザの名言「戦闘力53万」をスマホで検索すると、検索結果がフリーザに乗っ取られてしまう!? Yahoo!検索と『ドラゴンボール超』の公式特別企画が開催
『デッド オア アライブ エクストリーム 3』女の子の攻略情報やギリギリすぎる水着が公開!
『ポケモンGO』各チーム リーダーのビジュアルがサプライズ公開
『ファイナルファンタジーXV』延期の裏側と目指す到達点――田畑端氏インタビュー
『ファイナルファンタジーXV』衝撃的な姿で登場するノクトやアラネアの素顔などキャラクターの新CGに注目
ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』勇者ヨシヒコ一行と戦う“魔物”役のバイト募集開始、報酬は50000ゴールド
『DOA5』についに参戦!不知火舞のプレイインプレッション&最速攻略
『ファイナルファンタジーXV』の冒頭を25時間プレイしてわかったこと、感じたこと
『真・三國無双8』が発表、新キャラ・周倉は『無双☆スターズ』に先行参戦
『METAL GEAR SURVIVE(メタルギア サヴァイヴ)』制作決定!『メタルギア』シリーズの最新作が登場
プラチナゲームズが手掛ける『グランブルーファンタジー』のアクションRPG“Project Re:LINK”が発表!
『FFXIV』アレキ装備に伝承装備! “パッチ3.2 運命の歯車”情報第2弾公開!
『東京喰種 トーキョーグール』実写映画化決定! カネキ役に窪田正孝、トーカ役に清水富美加
『しあわせ荘の管理人さん。
』今日から3人の女性が住む“しあわせ荘”の管理人
『ダンガンロンパ』シリーズ、モノクマの声優がTARAKOさんに変更!大山のぶ代さんからの応援メッセージも公開!
『真・女神転生IV FINAL』新たなDLCの配信予定を一挙公開! 裏設定に迫る無料コンテンツや、歴代シリーズの主人公が“共闘”するクエストなど!
『Pokemon GO』(ポケモンGO)ついに日本で配信開始!!
ラムザ基本情報 – 『ディシディア ファイナルファンタジー』初心者の館
『デジモンストーリー サイバースルゥース』デジモン7体が追加される無料アップデートを3月10日にワールドワイドで配信
『ポケモン』のカビゴンがあなたの部屋を塞ぐ!?全長1.5メートルの巨大クッションになって登場!本日より予約受け付け開始
『DARK SOULS III(ダークソウル3)』ファミ通.com 特設サイト キャラクターフォト1(キャラクターフォト)
『真・三國無双 英傑伝』の発売日が8月3日に決定! 登場武将も一挙公開
冥王・イザナミ – 『ブレイブルー セントラルフィクション』(BBCF)特設サイト
『ワンピース』の海軍女剣士“たしぎ”が大胆な競泳水着姿のフィギュアになって登場
艦娘たちと夏を満喫! “『艦これ』×一番カフェ「秋葉原泊地」 艦娘だらけの海の家”内覧会リポート
『FFXV』発売日当日、やり込み要素などの追加を含む“クラウンアップデート”が配信、不正規流通に関する田畑氏のメッセージも公開
新たにPS4版のサービスも決定! 『MHF-G』が『モンスターハンター フロンティアZ』へと劇的進化! ※リリースを追記
『ペルソナ5』今週&来週のDLC情報が一挙公開!10月13日より新規難易度“CHALLENGE”も登場
『すみっコぐらし むらをつくるんです』がニンテンドー3DSで7月21日発売決定!
詳細不明の画面写真が公開!『ポケモン サン・ムーン』新要素のヒントか?
『真・三國無双8』発表&『無双☆スターズ』に新キャラ“周倉”参戦を開発陣に直撃!
ライトニング基本情報 – 『ディシディア ファイナルファンタジー』初心者の館
週刊ファミ通2016年5月5日号の特集記事“『艦これ』三周年おめでとう!”に関するお詫び
アニメ『ダンガンロンパ3』2016年7月放映決定!日向や狛枝、『2』のキャラの過去を描く“絶望編”の製作も決定!
新型PS4『ファイナルファンタジーXV』オリジナルモデル同梱版の発売が決定!
『FFXV』田畑Dがアップデートロードマップを公開、ゲーム後半の演出強化など、ゲームプレイとストーリー体験の満足度アップを図る – 『ファイナルファンタジーXV』ファミ通.com 特設サイト
『キングダム ハーツ HD 2.8』が2016年12月に世界同時発売決定! E3最新トレーラーも先行公開!
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ日本版と海外版の違いまとめ
任天堂の新ハードNintendo Switch対応ソフトは、3D『マリオ』、『マリオカート』、『スカイリム』?映像から紐解く
『ニューダンガンロンパV3』2017年1月発売決定! 主人公は神田沙也加が演じる赤松楓
色違いのイーブイなど、珍しいポケモンが手に入る“ポケモンスクラップ2016 特別なポケモンたちをもらおう!”キャンペーンが実施決定
ついにベールを脱ぐ新ゲーム機“NX”!!任天堂が今晩23時に映像を公開することを予告
『スクールガールゾンビハンター』初回&店舗特典情報を公開!
『Splatoon(スプラトゥーン)』に登場する“スプラシューター”が水鉄砲に! “スプラトゥーン ウォーターガン”が7月18日に発売決定!
『テイルズ オブ ベルセリア』をエンディングまで遊んで感じたこと。
『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』1周年記念アンケート! 『デレステ』スタッフに聞きたいことも募集!!
小型ファミコン“Nintendo Classic Mini”が発表!! ファミコンタイトル30種類を内蔵し、11月11日に発売
『テラリア』PS3、PS4、PS Vita、ニンテンドー3DS版のアップデートが本日配信開始!
How should we interpret the story of MGSV? The expert speaks!(矢野健二氏インタビュー英訳版)
任天堂の新ハード、Nintendo Switchで『スプラトゥーン』最新作発売決定!?新たな髪型、ブキなども!
『ストリートファイターV』アレンジコスチューム、チャレンジモードなど最新情報が公開
スコール基本情報 – 『ディシディア ファイナルファンタジー』初心者の館
“ポケモン総選挙720”の結果が発表! 第1位の栄冠を手にしたのはゲッコウガ!!
実写版『鋼の錬金術師』2017年冬公開決定! エド役に山田涼介ほか、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らキャスト解禁
『アマガミ』で知られる高山箕犀氏によるテレビアニメ『セイレン』、2017年1月放送決定! 見覚えのある制服が……?
『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-』7月19日より新キャラ“ディズィー”が参戦!
『ドラゴンクエストヒーローズII』鳥山明先生のデザインする主人公たちと、本作の舞台となる7つの王国に関する情報を公開!
あの“ファミパン親父”は実在した!『バイオハザード7 レジデント イービル』キャラメイクの超技術が明らかに
『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』ついに中居のぷちデレラ実装! 新テレビCMが完成
『ポケットモンスター サン・ムーン』新ポケモンが多数紹介されている最新映像が公開
『ポケットモンスター サン・ムーン』オーキド博士のいとこ、“ナリヤ・オーキド”が登場決定
クラウド基本情報 – 『ディシディア ファイナルファンタジー』初心者の館
『Splatoon(スプラトゥーン)』“ラストフェス”はアオリ派vsホタル派の戦い!
『逆転裁判6』霊媒師マヨイちゃんこと“綾里真宵”の登場が明らかに!新キャラクターの情報も
『ファイナルファンタジーXIII』の主人公ライトニングがルイ・ヴィトンの2016年春夏コレクションの新広告キャンペーンモデルに!
『アイドルマスター』が韓国で実写ドラマ化決定!ドラマ制作の過程でオーディションを実施
『パワプロ 2016』と連動するもうひとつの『パワプロ』、『実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル』が登場
『Splatoon(スプラトゥーン)』インタビュー――プロデューサー野上氏に訊く、スプラトゥーン甲子園への想いと今後のこと
『コードギアス 復活のルルーシュ』プロジェクトが始動!新作パートを含めた劇場総集編全3章も制作決定
PS4『龍が如く6 命の詩。
』発売日は2016年12月8日! 桐生一馬伝説の最終章がテーマに!!
『ドラゴンクエスト』誕生30周年を記念した日本酒純米大吟醸“そして伝説へ…”が登場!
任天堂の“NX”(開発コード名)の発売時期が2017年3月予定と発表!
『ドラゴンクエストヒーローズII』新たに参戦する6人のシリーズキャラクターが判明!!
●記者が語る、2016年の雑感&ファミ通.com今年のニュースこの一本
最後は、ファミ通.com編集部の記者たちが1年を振り返った“2016年雑感”&“記者が選んだ2016年のニュースこの1本”をお届けします。
北埜トゥーン
2016年は、とにかく充実した1年だったなという印象です。
仕事の面では、ファミ通.comに入ってから初めて、E3や東京ゲームショウといったビッグイベントを経験したり、いままでやったことのないような仕事をまかせてもらったり、毎日が新鮮で刺激的でした。
ゲーム業界的にも、『ファイナルファンタジーXV』、『人喰いの大鷲トリコ』を始めとする、発表されてから長年期待されていたタイトルや、プレイステーション VRなどの発売もあり、盛り上がりましたね。
とくに年末は「これでもか!」というほど、ソフトが発売されたので、毎日睡眠不足気味……。
ですので、年末年始は家で思いっ切りゲームを遊ぶつもりなのですが、それでも時間が足りなさそうな気がして、うれしい悲鳴です(笑)。
『アイドルマスター』初の海外単独公演が台湾で2017年4月22日、23日に開催決定! 出演者第1弾も発表
1本に絞るのはすごく迷ったのですが、先日、このニュースに関する驚いた出来事があったので、これに決めました。
その出来事というのは、自分は発表されたときからこのライブに行く気満々で準備を進めていたのですが、海外公演ということもあり、チケットの入手方法が、日本発着の公式ツアーに申し込むか、台湾のチケットサイトで自力で取るというふたつの方法のみ。
ツアーに申し込めば、ライブチケット以外にも、航空券、ホテル、など、すべて手配してもらえるので楽だったのですが、スケジュールの都合もあり、自分は、少しハードルの高い後者でチケットを取ることに……。
そして、チケット販売当日、翻訳サイトを駆使してなんとかチケットを確保できたのですが、その数分後にクレジットカード会社から「あなたのクレジットカードが、海外で不正利用された可能性があります」と電話が掛かってきました。
チケット代金をクレジットカードで決済したので、どうやらそれが不正利用の可能性があると判断されたようです。
その後にしっかりと事情を説明してことなきを得たと同時に、クレジットカード会社の対応のすばらしさに感動しました。
これなら万が一があっても安心だなと。
話が少しそれてしまいましたが、チケットが無事確保できたので、いちプロデューサー(※『アイドルマスター』シリーズのファンのこと)としてライブを楽しんできたいと思います。
工藤エイム
2016年は海外出張が多く、編集者・記者としてひと皮むけたかな? という感じです。
しかし、どこにいってもVR関連のタイトルが展示され、とにかくVRの本格到来を感じられずにはいられませんでした。
それとともに、海外のeスポーツ大会を観戦させていただく機会もあり、日本国外のeスポーツの取り組み姿勢や取り巻く環境の違いについて、いろいろなことを感じさせられました。
国内ではまだまだ小さな市場ですが、徐々にeスポーツが発展していけるよう、ゲーム業界人として来年はがんばっていきたい次第です。
話が変わりますが、冬季あたりからブンブン丸さんとファミ通チャンネルで“FPSゲーム番組”をやらせていただいています。
ファミ通読者の皆様とコメントを介して触れあうことができ、たいへん幸せでした。
正直来年もFPSゲームの生放送が続いてるか分りませんが、よろしくお願いします。
『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』マルチプレイの詳細が判明、新たなゲームモードやコンバット・レースを紹介
自分の青春を捧げたと言ってもいい、『COD』シリーズ。
本シリーズ最新作のマルチプレイお披露目に呼んでいただき、プレイ動画を撮影して編集して原稿を書いてと……一睡もできなかったあのロサンゼルスの夏は、本当に忘れられません。
18歳当時の自分に「お前は将来、こんな仕事してるんだぞ! 幸せ者だぞ!!」と言いたくてたまりませんなあ。
坂本ビス太
新ハードの発表や、VRとかe-スポーツの盛り上がりとかありましたが、やっぱり猛威を振るった『ポケモンGO』ですかね。
これだけ幅広い層が遊ぶゲームは、そうそうないんじゃないでしょうか。
ゲームは基本ひとりで部屋でプレイするものみたいなイメージが一変、スマホを持って町に出よとばかりに、老若男女問わず、そこかしこでプレイする人の姿が見られました。
一日に何回「ポケモン」というワードを耳にしたかわかりません。
社会現象というとありきたりだけど、「なんだ、けっきょくみんなゲーム好きじゃん」って。
ひとつのゲームがこんなにも能動的に(手だけでなく)足を動かせるのはオドロキです。
ちなみに配信直後、僕はたしか佐渡島に出張に行ったのだけど、日本海の上にはポケモンはいませんでした!(そもそも電波が)
新たにPS4版のサービスも決定! 『MHF-G』が『モンスターハンター フロンティアZ』へと劇的進化!
サービス開始から早いもので9年を過ぎた。
フロンティアは、『モンスターハンター フロンティアZ』として進化を遂げ、プレイステーション4でのサービスを開始。
最初のPC版のスタートから、Xbox 360、PS3、Wii U、PS Vitaとつぎつぎに展開し、PS4で6種類目のプラットフォームとなる。
これだけのハードで遊べるゲームはほかにない。
しかも、PCとPS3、PS4、PS Vitaはクロスプラットフォームとなっている。
『MHF-Z』とPS4での配信は、最初期のベータテストから本作を追っている身としては、非常に感慨深いニュースだった。
最近は、ナルガクルガやイビルジョー、ゴア・マガラなどのシリーズ作のモンスターも、フロンティアらしい魔改造(!)が施されて登場している。
2016年には“スラッシュアックスF”という新武器種も追加され、フロンティアの進化は止まらない。
2017年は、いよいよサービス10周年目に突入。
そんな節目にどんな話題で僕たちを驚かせてくれるのか楽しみだ。
立花ネコ
『ファイナルファンタジーXV』に『ペルソナ5』など、大作の発売(とくに下半期!)が相次いだ印象の2016年。
加えて、何といっても新時代の幕開けを感じさせるプレイステーション VR、懐かしのファミコンが復刻しちゃったニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータなどのハード周りのトピックスも欠かず、ひとくちに“ゲーム”と言っても本当にさまざまな方向性のニュースが多かったように思います(ARを駆使した『ポケモンGO』も2016年を象徴するタイトルですね)。
また“VR元年”と言われる通り、VR関連ニュースも多数お届けして参りましたが、私自身はVRに酔いやすいタイプのようで、若干及び腰になってしまうのも事実。
技術の進化が先か、私が慣れるのが先か……といった様相で、このビッグウェーブに乗るためにも2017年は三半規管を鍛えたいところ。
家庭用ゲームはもちろん、VRからARなども含め、2017年はいままで想像もつかなかった“驚きの体験”に期待したいです!
2年目に突入した『刀剣乱舞-ONLINE-』の“これまで”と“これから”を運営&原作キーマンに直撃インタビュー!
何気にサービス開始直後からプレイし続けている『刀剣乱舞-ONLINE-』。
週刊ファミ通の報道特集で、DMM GAMESの花澤雄太氏&ニトロプラスの小坂崇氣氏という、まさにキーマンのおふたりにインタビューする貴重な機会をいただきました! 「このおふたりがいっしょにインタビューに応えてくださる取材はかなり貴重なのでは?」ということで、かなり気合を入れた記事でもあります。
とくに小坂氏の「『刀剣乱舞-ONLINE-』をプレイしてくださっている審神者の皆さんにそれぞれの本丸があるように、メディアミックスにおいても参加してくださる現場の数だけ本丸が存在します」という言葉には「なるほど、そういうことか!」と膝を打ったり……(アニメ『刀剣乱舞 花丸』最高でした)。
年明けにはついに『とうらぶ』が3年目に突入するということで、また機会があればぜひ! お話しをうかがいたいところです!
ばしを
2016年を象徴するものといえば、VRに尽きると思います。
過去にも、さまざまなVR機器が登場しては消えていきましたが、2016年はVR元年と言われるように、数多くのVRデバイスが登場。
自分の部屋にいながらに、異世界に入り込むVR体験ができる時代がついにやってきました。
数年前には夢にも思っていなかったことが実現しているのですから、技術の進歩とは恐ろしいものです。
ただ、2016年はVRにとっての始まりの年として記録されるでしょうが、ハード面、ソフトウェア面、価格面においても、まだまだ乗り越えなければならないハードルは数多くあります。
2017年以降、各メーカーやデベロッパーは、このVRをどう定着させていくのか。
VRを活用した、想像を超える楽しいコンテンツ・サービスが登場して、さらに弾みがつくといいですね。
映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』ミラ・ジョヴォヴィッチや豪華キャスト陣も登場したワールドプレミアの模様をお届け!
雑感でVRのことを書いているから、2016年のニュースもVR系で……といきたいところですが、個人的には先日取材で伺わせてもらった映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』ワールドプレミアの話題を選ばせてもらいました。
これは直近の出来事でもあったことはもちろん、個人的に大好きなポール・W・S・アンダーソン監督(『バイオハザード』シリーズ、『エイリアンVSプレデター』、『デスレース』など)に直接お会いして、いろいろと話を聞けたというのが大きなポイントです。
ほかにも、アリス役のミラ・ジョヴォヴィッチと、クレア役のアリ・ラーターにも会いましたが、スクリーンの中ではたくましく、強そうなふたりなのにとても綺麗で、そのギャップは凄まじいばかり。
とくにミラの碧色の瞳は、観ていると吸い込まれそうな錯覚を覚えるほどで、ハリウッドスターの魅力をあらためて思い知らされた次第です。
映画の『バイオハザード』は本作で完結となりますが、最後の最後に監督、キャストにお会いできたことは本当に光栄で、いい一年の締めくくりになりました。
※ポール・W・S・アンダーソン、ミラ・ジョヴォヴィッチらのインタビュー記事はこちら
映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』いよいよ公開間近!監督とミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーターに最後のインタビューを敢行!
ブラボー!秋山
数年後に振り返ると、非常にトピックの多かった1年だったと思います。
厳密な意味での新ハードではなくても、プレイステーション4 Pro、プレイステーション VR、ニンテンドー2DS、Xbox One S……そして“ミニファミコン”こと、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータなどなど。
ソフトでも、『ポケットモンスター サン・ムーン』や『ペルソナ5』、『ファイナルファンタジーXV』などなど、豊作と言える充実したラインアップでした。
『ポケモンGO』が全世界的な大ブームとなったのも記憶に新しいトピックスでした。
2017年も1月に『バイオハザード7 レジデント イービル』が発売され、さらに『ドラゴンクエストXI過ぎ去りし時を求めて』や『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』……と上げだしたらキリがないほど。
Nintendo Switchも年明け早々に各種発表があるので、楽しみな1年になりそうです。
すぎやまこういち氏が“最高齢でゲーム音楽を作曲した作曲家”としてギネス世界記録認定!
ますます精力的な活動を続けていらっしゃるすぎやま先生のスゴイニュースを選びました。
“84歳292日”って、自分にはまったく想像がつきません……。
『ドラゴンクエスト』シリーズは、ゲーム性はもちろんですが、鳥山明先生が描くキャラクター、そしてすぎやまこういち先生が奏でるゲームミュージックもまた大きな魅力のひとつです。
“序曲”とか、耳にするだけでテンションが上がるという人も多いのでは?
最新作『ドラゴンクエストXI過ぎ去りし時を求めて』の楽曲にも、多数の書き下ろし曲が収録されているとのこと。
2017年には、その『DQXI』もいよいよ発売されるので、“すぎやま節”溢れるステキな楽曲に出会いたいですね。
古屋陽一
多くの同僚記者が指摘しているとおり、ハードまわりの発表、発売やビッグタイトルのリリースなど、話題豊富な1年でありました。
プレイステーション VRを始めとする“VRデバイス”も軒並み発売され、“新たな流れ”も感じられました。
最新テクノロジーを取り込んで変化し続けるゲーム業界らしい1年だったのかなと。
そういう意味では、ニュース記者としては、取材していて非常に醍醐味のある1年でありました。
“Xbox E3 2016 Breifing”まとめXbox One Sや“Project Scorpio”から、豊富なXbox One&Windows 10独占タイトルなど、充実の内容に
というわけで、話題豊富だった2016年。
今年のニュースを1本選べなんていうのは、土台不可能なわけでして、悩みに悩んでいるがゆえに本原稿の締め切りを大幅にぶっちして、この年末うんうんうなっているわけですが(という言い訳)、「選べない!」ということで、ピックアップせずにおくと担当に怒られそうなので、期待値も込めまして、Project Scorpio発表の記事を挙げさせていただきました。
この業界に身を置いていると、やはりハードまわりの発表は気持ちが盛り上がります。
今年もたくさんの取材をさせていただいて、楽しゅうございました。
ミス・ユースケ
僕が担当するPCオンラインゲーム界隈ではちょくちょく話題があり、総合的に楽しく仕事ができたなーというのが、2016年の印象。
けっこう前から発表だけはされていたタイトルの正式サービスがぽんぽんとスタート。
MOアクション『ソウルワーカー』、FPS『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』&『Black Squad』&『Overwatch』、MMORPG『Tree of Savior』と、ジャンルも多様。
『Tree of Savior』では人が多すぎてログインしにくいという、ある種のうれしい悲鳴も聞こえてきた。
久しぶりのログイン祭りに胸躍らせたMMOファンは少なくないはずだ。
このままがんばってほしいところである。
それと、今年は企画もの・ネタもの記事の反応がよかった気がする。
作るのはたいへんなので、ウケたときの喜びはひとしおだ。
2017年は企画記事を増やすことを目標にします。
ゲームオンが新作MMORPG『Project W(仮称)』の日本独占配信を発表。
“生態系”がキーワードになる!?
自分で書いたお気に入りのネタ記事を選ぼうとも考えたけど、気になる新作の話題にした。
2015年に『黒い砂漠』、2016年に『Tree of Savior』がスタートし、大作MMORPGはしばらく出てこないと思っていたので、完全に不意をつかれた。
詳細は謎のままだけど、わくわくして待とうじゃないか。
ロマンシング★嵯峨
2016年は、家庭用ゲームの注目作の数がとにかく多かった! 『ファイナルファンタジーXV』(以下、『FFXV』)や『ペルソナ5』、『人喰いの大鷲トリコ』など、発表から数年経ってついに発売……というタイトルも多数ありましたね。
長年試行錯誤を続けてきたクリエイターの方の取材では、興味深いお話を多々聞くことができ、その言葉をしっかり発信していかねばと身が引き締まりました。
また、2016年は“VR元年”と言われていましたが、個人的にはVRはまだまだこれから、という印象。
VRの可能性が今後もっと広がっていくように、メディアとして尽力していきたいと思います。
『FFXV』発売記念イベントが開催! 松田社長、田畑D、鈴木さん、北川さんらがファンとともに発売をお祝い
私は、ファミ通の編集者になって間もないころに『FFXIII』チームに配属され、『FFXIII』の記事を通じて仕事のイロハを学んだので、『FF』シリーズには並々ならぬ思い入れがあります。
そんな『FFXIII』の発売イベントから約7年が経ち、今度は『FFXV』発売イベントの場に立つことができて、とても感慨深かったです。
早朝の発売記念イベントは、一度きりしかない瞬間の熱気、晴れやかさを感じることができるので、とても好きです(眠気や寒さと戦う必要はありますが)。
読者の皆さんも、一度参加してみては?
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というわけで、2016年の“年間PVランキングTOP100”と、“記者の雑感”&“2016年のニュースこの1一本”をお届けしました。
ゲームソフトはもちろん、ハードやPS VRなどの周辺機器情報など、ひと足で振り返るにはあまりにもさまざまな出来事があった1年だったと思います。
2017年もゲームに関する情報はもちろんのこと、それ以外のおもしろニュースもより早く、わかりやすく発信していきますので、これからもファミ通.com並びに週刊ファミ通をよろしくお願いします!