任天堂、将来的に「ゼルダの伝説」の別の作品をSwitchでリリースする可能性を語る
「ゼルダの伝説」のシリーズ総合プロデューサーを務める青沼英二氏はIGNのインタビューに答え、「ブレス オブ ザ ワイルド」とは別のゼルダ作品がいずれNintendo Switchでリリースされる可能性を示唆した。
「(Switchという)システムの全ての新しい機能を完全に使うことはまだできていません」と青沼氏はIGNに話す。
「Nintendo Switchでゼルダをもう1本出すという可能性もあるかもしれません」
最新作「ブレス オブ ザ ワイルド」ではこれまでにない規模とスケールのゼルダ作品を作った青沼氏。
次の作品では一体どういった方向に進むのかと我々が聞くと、「ベストだと思ったものを越えていくのは、いつだって簡単なものです」と冗談交じりに述べながらも、次回作で掘り下げてみたいアイディアを少し話してくれた。
「ゼルダのゲームプレイのコアな部分はいつも同じだと思っています。
メインのキャラクターの成長と、旅の途中で出会ったキャラクターとの交流があり、キャラクターが掘り下げられていくにつれて新しいことを学びます」と青沼氏。
「というのが前提で、そういった要素は全てキープできると思います。
そして、それを頭に入れた上で、ここからどこにいけるかというところですね」
青沼氏の発言からするに、任天堂は「ゼルダの伝説」次回作についてまだあまり深く考えていないようだ。
青沼氏は去年のE3で「ブレス オブ ザ ワイルド」に続くゼルダ作品はマルチプレイヤーになるかもしれないと語っていた。
「青沼さんはゼルダのプロデューサーですから。
また別のゼルダを作らないと失業しちゃいますからね。
それがもう1本作るモチベーションになるでしょう(笑)」と宮本茂氏は冗談交じりに述べる。
「会社としましては、任天堂は新しいハードを出すたびに、主要フランチャイズからメインシリーズの作品を出しています。
また別のハードを出せば、また新しいゼルダが出来ます」
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は2017年3月3日にNintendo SwitchとWii Uでリリースされる。