〔東京株式〕任天堂関連は人気(22日、続き)☆差替
日経平均株価は11日以降、ほぼ連日の上昇で1700円超値上がりしており、高値警戒感から上げ一服となった。
前日の米株安や円高の進行も重なって売りが先行し、一時は下げ幅が250円に迫る場面もあった。
外需や金融株への売りが目立ったが、任天堂などが開発したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内配信が始まり、関連銘柄には人気が集まった。
「ヘリコプターマネー政策」を否定する黒田東彦日銀総裁の発言を受け、一部の期待は後退した。
円高・株安要因として意識されるも、「そもそもヘリマネが出るとは思っていない。
期待が一人歩きしている状態だった」(大手証券)と市場関係者は冷静だ。
米国株も連日の高値更新記録が途切れたため、今後の方向性を見極めたいとの向きが強く、積極的な取引は見送られた。