東京株大幅続伸、終値225円高 任天堂やポケモン関連が急騰ラッシュ 円106円も好感
19日の東京株式市場は大幅続伸した。
日経平均株価の終値は、前日比225円46銭高の1万6723円31銭。
終値としては6月8日以来、1カ月半ぶりの高値水準となった。
今月6日に米国で先行配信が始まったスマートフォン用ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の大ヒットを受けて、任天堂の株価が3万円を超え、配信前の2倍に急騰。
関連銘柄も大きく買われるポケモン相場が、市場全体を押し上げた。
また対ドル円相場が106円前後の円安基調で推移しており、これも投資家が好感した。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比14.29ポイント高の1331.39。
東証1部銘柄の騰落は、73%の1444が値上がり、21%の419が値下がり。
任天堂やゲームの関連銘柄が値上がり率上位を占めた。
逆に値下がり率トップとなったのは、英国半導体メーカーの買収で3兆円超を投じるソフトバンクグループ。
10.3%安と、東証1部で唯一の2けた下落となった。