「かまいたちの夜」リメイク版に不満続出、イラストレーターが「申し訳ない」と謝罪
5pb.から発売予定のPlayStation Vita用ゲーム「かまいたちの夜 輪廻彩声」に対し、原作ファンから「違う、こうじゃない」と批判が集まっています。
これを受けて、イラストを担当した有葉さんは11月17日、Twitterで「大変な不快感を感じられた事、申し訳なく思っております」と謝罪しました。
かまいたちと言えばこのシーン
同作はスーパーファミコンの名作「かまいたちの夜」を現代風にリメイクした作品。
しかし、原作では青いシルエットで表現されていたキャラクターに、ライトノベル風のイラストが追加されていることが分かると、原作のファンから「あのシルエットがよかった」「シリーズのコンセプトが崩壊してる」など次々と批判的な声が寄せられました。
こうした流れを受け、有葉さんはTwitterで「ビジュアルが付くこと、付いた絵がイメージと違う事で大変な不快感を感じられた事、申し訳なく思っております」と原作ファンに向けてツイート。
また「ビジュアルが付く事で、かまいたちの夜未プレイの方に手にとって貰える機会になればと思い、頑張らせて頂きましたが……既プレイの方の思い出を汚す形になってしまい、私の圧倒的な実力不足を感じております」と続けてコメントしました。
一方で、中には有葉さんの名前を見て「買う」と言ってくれた人もおり、「涙が出るほど嬉しくなりました。
凹むばかりで辛い気持ちが癒されました」とも。
有葉さんの一連のツイートは、合計3500回以上リツイートされるなど大きな話題になりました。
一方、有葉さんのツイートが話題になると、Twitterでは「これ謝罪する必要なくない??」「絵師さんが謝ることなんて何もない」など有葉さんをはげます声も。
また元がシルエットだった以上、誰がイラストを描いても不満が出るのは間違いなかった、と分析する声や、批判されるべきは有葉さんではなく、イラストを付けると判断した会社側である――といった声も見られました。
「かまいたちの夜 輪廻彩声」の第1報はファミ通.comに掲載中。
また11月17日発売の「週刊ファミ通」には、主人公やヒロイン以外のキャラクターイラストや、原作者である我孫子武丸さん、追加シナリオを担当する竜騎士07さんのコメントなど、より詳細な情報が掲載されています。